2006年08月09日
スターバックスに学ぶ組織的やる気の開発
今日はこんな本です。
「勝ち組の人材マネジメント」-スターバックス急成長を支える自律型組織に学ぶ
毛利英昭著
題名がちょっと痛いので、電車の中ではあまり読みたくないですねー、これ。でも、おもしろいことたくさん書いてありました。
スターバックスには、CSがないっていうのは知ってたんですけど、JUST SAY YESをモットーにしてるんですって。まさに書いてあるように、臨機応変な接客を常に求められてるんですね。そこからも自律性が育まれてるですね。
この本には、いろいろ書いてありましたが、今回は軽くモチベーションを切り口にまとめます。
一般的に企業では、社員やパート・アルバイト の技術的スキルを高めることに関して、
仕事の単純化、標準化、分業化を進めマニュアルやOJTによる現場教育を育む。
→やる気の開発は未発達
そこでスターバックスでは、
STEP1
目標・理念・共感の徹底。そうすることで働く全て者と組織が向くベクトルをあわせる。
STEP2
初歩的な動機付けの手法として、スターバックスでは、予算の10%を上回った店舗の店長のうち上位5名に海外旅行や特別ボーナスなどの報酬を与えている。
→金銭による動機付け手段は持続性低いことによる限界
STEP3
ハーズバーグの動機付け要因を用いる。やる気を引き出すために、重荷にならない程度の責任ある仕事を与え、さらに、教える側が多少勇気を持て任せ。
このようなことから責任ある仕事を任され目標達成できたという経験が大きな自信を生み、仕事の楽しさを見つけ、やる気を一層高める。そのため、リーダーは従業員の欲求はどこに向いていてその欲求を満たす方法は何であるかを知ることが求められている。
※ハーズバーグの動機付け要因
①仕事を通して達成感が味わえること
②結果を上司や同僚に認められること
③自分の知識や能力が仕事で生かせること
④仕事を任されること
⑤仕事を通して向上することができること
Posted by 太田ゼミ at 01:09│Comments(1)
│あず
この記事へのコメント
CSって古いのかな?
確かに働く時って『こんなときどうする?』みたいな事が重要になってくるし、先見の目みたいなものも必要になってくるんだよね。
あとひとつ思ったのが、やっぱりハーズバーグにしろ、『理論』って大事にしてるんだよな~って思いました。
実家に帰って図書館に行きます!
確かに働く時って『こんなときどうする?』みたいな事が重要になってくるし、先見の目みたいなものも必要になってくるんだよね。
あとひとつ思ったのが、やっぱりハーズバーグにしろ、『理論』って大事にしてるんだよな~って思いました。
実家に帰って図書館に行きます!
Posted by うちやままさよ at 2006年08月09日 22:32