テン!!&イレブン!!!

太田ゼミ

2006年08月14日 11:46

やっぱりわたしゃまだ勉強モードになれない
『エンド・ゲーム』恩田陸著
これは『光の帝国』いう短編集の続編みたいなもんなんだけど、トコノ(常野)という架空の一族の話なのね。光の帝国は身近にあったらいいなっていうファンタジーなんだけど、ホントにいい作品トコノ以前とトコノ以後じゃあまるで世界がちがうから!
常野というのは【常に在野であれ】っていう一族の気質からきているんだけど、きっとちょっとしあわせな世界を見せてくれる。

この本はというと、ちょっと現実離れしすぎかなだから、まずは光の帝国からお勧めします。『蒲公英草紙』という作品もトコノ関連だから、広げてみるといいかも。

11冊目は『太陽の塔』森見登美彦著
現役京大生の日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品です。
ちなみに京大4回生の人に面白いといわれて、一気に読みました独特の文体がかなりヤミツキになります!
これは京都に住んでいるなら絶対に面白い!…と思う。
ちょっとひねくれ者の大学生ってゴマンといるけど、ここまでやりきれば天晴れである。

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