2006年07月23日
どう立て直す?観光立県「奈良」
ども。キタミです。今回は昨晩、NHKで放送していた奈良特集を紹介しながら、お話をば。
僕は今は京都にて下宿していますが、いまも役所での届出の上では奈良県民です。奈良といえば、京都よりも古い都の跡があり、遺跡・寺社などは日本史の教科書にもたくさん出てきます。しかし、京都に比べ、どうしても劣る印象があり、「三都」といえば、大阪・神戸・京都があげられ、忘れられがちな現状です。ですが、修学旅行スポットとして、奈良をまわるルートはいまだたくさん選ばれているのも事実です。
では、京都と奈良の相違点を考えてみます。京都と奈良の似ている点といえば、歴史ある寺社がたくさんあることです。では、京都にしかないものを考えてみますと、寺社だけでなく、街並みや観光地、宿泊場所があり、また季節ごとにたくさんの場所でイベントが展開されています。
このように街並みやイベントがたくさん開催できている背景には、地域住民の自主的な観光産業があるように感じます。奈良は、行政中心で観光が展開されていますが、京都は企業や住民自身がその観光地であることを認知していて、その盛り上げ役を買っているのです。
奈良はといいますと、行政主導で、観光資源に頼っていて、ビジネスとして成立していないようです。また、奈良観光のスタイルとしては、大阪・京都に宿泊して、アクセスの良さから、奈良に宿泊せずに観光されているようなのです。
観光地にとって、宿泊してもらえるかどうかは重要です。宿泊料kらの収入だけでなく、観光客からの観光地への印象の大きさがまったく違うからです。日帰りや、ルートの一部で通った場合と、一泊した場合では、思い出の量が違うとは思いませんか?
それでは、どうやれば宿泊客を増やすことができるのでしょうか。そこで京都での宿泊客誘致のための方法を紹介します。その方法とは、“ライトアップイベント”です。つまりは『夜の観光』を推進することで、宿泊客を増やすというものなのです。観光地や、繁華街をキレイに照らすことで、夜までいないと味わえない観光を増やしていくことで、観光客の宿泊を促進しているのです。
ということで、奈良でもライトアップや、お土産物屋さんのオープン時間の延長など、『夜の観光』をもっと推進していくべきです。また、それではただのモノマネになってしまうので、『朝の観光』というものを考えてみてはどうでしょうか。宿泊しないと味わえない部分を推していくことで、宿泊客が増えると思われます。
しかし、そのイベントの中身の充実はもちろん大事ですが、そのイベントの主催主体の変化も大事です。奈良は観光産業の主導を行政が行っています。しかし、それをビジネスチャンスとして企業に考えてもらえるように、また地域の盛り上げとして役立つと地域住民に思ってもらえるようにして、「民」の力での観光づくりが必要です。
奈良は近年、大阪・京都へのアクセスの良さで、居住者を集め、ベットタウン化をすすめてきました。ですが、そのようにして集まった住民には、まだまだその地域への愛や、観光地であるという認識が足りないように感じます。僕は京都に来て、京都は観光地と生活空間の別離がなく、その居住者すべてが観光案内ボランティアであるかのような印象を受けました。
奈良の新しい観光スタイルはまだまだはじまる前だ、と言えるレベルです。これから奈良はどうなるのでしょうか。では。
僕は今は京都にて下宿していますが、いまも役所での届出の上では奈良県民です。奈良といえば、京都よりも古い都の跡があり、遺跡・寺社などは日本史の教科書にもたくさん出てきます。しかし、京都に比べ、どうしても劣る印象があり、「三都」といえば、大阪・神戸・京都があげられ、忘れられがちな現状です。ですが、修学旅行スポットとして、奈良をまわるルートはいまだたくさん選ばれているのも事実です。
では、京都と奈良の相違点を考えてみます。京都と奈良の似ている点といえば、歴史ある寺社がたくさんあることです。では、京都にしかないものを考えてみますと、寺社だけでなく、街並みや観光地、宿泊場所があり、また季節ごとにたくさんの場所でイベントが展開されています。
このように街並みやイベントがたくさん開催できている背景には、地域住民の自主的な観光産業があるように感じます。奈良は、行政中心で観光が展開されていますが、京都は企業や住民自身がその観光地であることを認知していて、その盛り上げ役を買っているのです。
奈良はといいますと、行政主導で、観光資源に頼っていて、ビジネスとして成立していないようです。また、奈良観光のスタイルとしては、大阪・京都に宿泊して、アクセスの良さから、奈良に宿泊せずに観光されているようなのです。
観光地にとって、宿泊してもらえるかどうかは重要です。宿泊料kらの収入だけでなく、観光客からの観光地への印象の大きさがまったく違うからです。日帰りや、ルートの一部で通った場合と、一泊した場合では、思い出の量が違うとは思いませんか?
それでは、どうやれば宿泊客を増やすことができるのでしょうか。そこで京都での宿泊客誘致のための方法を紹介します。その方法とは、“ライトアップイベント”です。つまりは『夜の観光』を推進することで、宿泊客を増やすというものなのです。観光地や、繁華街をキレイに照らすことで、夜までいないと味わえない観光を増やしていくことで、観光客の宿泊を促進しているのです。
ということで、奈良でもライトアップや、お土産物屋さんのオープン時間の延長など、『夜の観光』をもっと推進していくべきです。また、それではただのモノマネになってしまうので、『朝の観光』というものを考えてみてはどうでしょうか。宿泊しないと味わえない部分を推していくことで、宿泊客が増えると思われます。
しかし、そのイベントの中身の充実はもちろん大事ですが、そのイベントの主催主体の変化も大事です。奈良は観光産業の主導を行政が行っています。しかし、それをビジネスチャンスとして企業に考えてもらえるように、また地域の盛り上げとして役立つと地域住民に思ってもらえるようにして、「民」の力での観光づくりが必要です。
奈良は近年、大阪・京都へのアクセスの良さで、居住者を集め、ベットタウン化をすすめてきました。ですが、そのようにして集まった住民には、まだまだその地域への愛や、観光地であるという認識が足りないように感じます。僕は京都に来て、京都は観光地と生活空間の別離がなく、その居住者すべてが観光案内ボランティアであるかのような印象を受けました。
奈良の新しい観光スタイルはまだまだはじまる前だ、と言えるレベルです。これから奈良はどうなるのでしょうか。では。
Posted by 太田ゼミ at 20:55│Comments(0)
│キタミ