2006年07月20日
Googleニュースは著作権侵害?
おは。キタミです。今朝もあめ~ぃってな感じで、ちょっぴり湿気がイヤな感じです。涼しいのはイイんですけどね。
以前、Googleのマップについて少し書いたのですが、今日はニュースの方の話をします。
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米地方裁判所のGladys Kessler判事は米国時間7月18日、Googleが申し立てていた審理却下について、判断を下す準備が整っていないと述べた。同判事はその一方で、2003年および2004年から無作為に選んだ日付のGoogle Newsページを両者が再現できるよう、その作業期限を延長した。
ニュースの見出し記事や要約を取り込む際の法的基本原則が明確になっていないため、この著作権裁判は国際的な関心を集めている。たとえば、多くのブロガーは、著作権者の許可を得ることなく記事の抜粋を日常的に再配信している。
-CNET Newsより抜粋-
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Googleは、ロボット検索で何でもかんでも検索にひっかかって、現在世界でもっとも利用されている検索エンジンです。Googleとひとことで言っても、ウェブ検索、イメージ検索、マップ検索、ほかにもたくさんの機能を無料で提供しています。
その中で、今回問題として取り上げられているのはニュース機能です。このニュース機能は、ニュースを配信しているウェブサイトからGoogleが記事を自動で収集してきて、それをユーザーが検索できるようにしたものです。この機能の問題点は、自動で収集されるので、その記事を書いた人の著作権の侵害ではないか?という問題なのです。
今回の争点は、見出しの部分で、Googleニュース上で見られる見出し部分の著作権について争っているわけです。新聞社側は著作権を主張していますが、Google側は、「見出しは独創的なものではない」と主張しているのです。
以前も、イメージ検索で、写真の著作権が問題となったことがあります。Googleといえば、ロボットが自動巡回して検索結果をつくりだすもので、ものすごい情報量を得られるわけですが、そのことが逆に問題を生み出しているわけですね。
僕個人としては、新聞社の主張を認められて欲しくはないなぁと思います。なぜなら、これからのウェブの進歩をもう少し放置で、できることなら参加して見つめていきたいという気持ちがあるからです。今後は、Googleが中心のままかはわかりませんが、ウェブの社会は、現実社会と同レベルの存在として認めざるをえない状況ができてくるはずです。セマンティックウェブの開発などを見ても、個人が欲しい情報を、簡単にすぐに、そして相互に得られるようになる時代はもうすぐです。
もちろん、相互情報交換を悪用するものも現れるでしょうから、問題は山積みでしょうから、そんなにすぐというわけではないでしょうが、とっても気になりますね。
では。
以前、Googleのマップについて少し書いたのですが、今日はニュースの方の話をします。
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米地方裁判所のGladys Kessler判事は米国時間7月18日、Googleが申し立てていた審理却下について、判断を下す準備が整っていないと述べた。同判事はその一方で、2003年および2004年から無作為に選んだ日付のGoogle Newsページを両者が再現できるよう、その作業期限を延長した。
ニュースの見出し記事や要約を取り込む際の法的基本原則が明確になっていないため、この著作権裁判は国際的な関心を集めている。たとえば、多くのブロガーは、著作権者の許可を得ることなく記事の抜粋を日常的に再配信している。
-CNET Newsより抜粋-
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Googleは、ロボット検索で何でもかんでも検索にひっかかって、現在世界でもっとも利用されている検索エンジンです。Googleとひとことで言っても、ウェブ検索、イメージ検索、マップ検索、ほかにもたくさんの機能を無料で提供しています。
その中で、今回問題として取り上げられているのはニュース機能です。このニュース機能は、ニュースを配信しているウェブサイトからGoogleが記事を自動で収集してきて、それをユーザーが検索できるようにしたものです。この機能の問題点は、自動で収集されるので、その記事を書いた人の著作権の侵害ではないか?という問題なのです。
今回の争点は、見出しの部分で、Googleニュース上で見られる見出し部分の著作権について争っているわけです。新聞社側は著作権を主張していますが、Google側は、「見出しは独創的なものではない」と主張しているのです。
以前も、イメージ検索で、写真の著作権が問題となったことがあります。Googleといえば、ロボットが自動巡回して検索結果をつくりだすもので、ものすごい情報量を得られるわけですが、そのことが逆に問題を生み出しているわけですね。
僕個人としては、新聞社の主張を認められて欲しくはないなぁと思います。なぜなら、これからのウェブの進歩をもう少し放置で、できることなら参加して見つめていきたいという気持ちがあるからです。今後は、Googleが中心のままかはわかりませんが、ウェブの社会は、現実社会と同レベルの存在として認めざるをえない状況ができてくるはずです。セマンティックウェブの開発などを見ても、個人が欲しい情報を、簡単にすぐに、そして相互に得られるようになる時代はもうすぐです。
もちろん、相互情報交換を悪用するものも現れるでしょうから、問題は山積みでしょうから、そんなにすぐというわけではないでしょうが、とっても気になりますね。
では。
Posted by 太田ゼミ at 10:30│Comments(0)
│キタミ